先輩医師からのメッセージ

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「脳神経外科医を選んでみてどうですか?」
先輩ドクターに聞いてみました!

十年目の今、私の答えは
「やっぱり選んで良かった」です!

科の選択は生涯連れ添う結婚のようなもの、それだけに「結婚、妊娠、出産、介護との両立」に対する不安は大きいと思います。ただ、人生は一度きりです。将来振り返った時に後悔するぐらいなら、素直な直感に従って飛び込んでみよう。そんな想いで脳神経外科を志しました。
周囲の理解と協力のおかげで、現在3児の母ながら常勤で働き、大学院生として研究にも従事しています。
患者さんの半分は女性です。鼠径穿刺部観察や、月経周期が関与する頭痛・てんかんの診療、親として患児への関わり方を説明する場面等では、女性医師であることや自身の妊娠・出産・育児経験が大いに役立っています。十年目の今、私の答えは「やっぱり選んで良かった」です。全国には沢山のロールモデルがおり、具体的な相談も可能です。初志貫徹、やりたいと思った時が始め時です!

日本脳神経外科 先輩医師
日本脳神経外科 先輩医師

専攻医は忙しいけど充実!
脳神経外科の魅力を実感できるはずです!!

私は現在卒後7年目で、専門医試験受験という節目の年を迎えております。ふりかえると、夜間の緊急手術があり、手術時間も長く、専門研修は非常に多忙でした。それでも日々遭遇する課題は全てが興味深く、情熱的な指導医のもと充実した研修期間を過ごすことができました!
専門医試験の後は、subspecialtyを追求していくことになります。脳神経外科は腫瘍、血管、脊椎、機能、外傷、小児と扱う分野が多岐にわたることも魅力のひとつだと思います。自身の興味、性格、ライフスタイルにあった分野がきっとみつかるはずです。私も、専門研修期間を通じて興味を抱いた脳腫瘍という分野を、とことん追求できる今後が楽しみでなりません!脳神経疾患で苦しむ患者さんのため、皆さんと臨床に携われることを楽しみにしております。

日本脳神経外科 先輩医師

次世代の医療を創っていく
そんなことができるのは脳神経外科だけ!

「脳神経外科専門医・脳卒中専門医取得後、大学病院勤務を経て、公立病院で臨床のみならず臨床研究も並行してやっております。」なぜ脳神経外科なのか、少し人とは異なる経歴と共に紹介します。中高一貫男子校で不毛な6年間を過ごした後、某大学物理学科に入学しました。卒業後は某大学院生命科学研究科に入学しました。人に外部端子が設置されパソコンのように記憶情報が互いに共有化できるようになったら個々人はどのように個々人を認識しうるのだろうか、なんて考えていました。高次脳機能をやるには医師免許を持っておいたほうが良いだろうと思い、修士課程を修了して、医学部に編入学しました。今は高次脳機能の研究はしていませんが、依然として脳科学領域は疾患含めてわからないことばかりで学術的な興味はつきません。
診断から治療、その後のフォローまで完遂でき、医療技術開発含めて次世代の医療を創っていく。そんなことは脳神経外科しかできないのではないでしょうか。目の前の一人ひとりの大切な命を救って多くの笑顔に励まされながら、次世代の医療を一緒に開拓していきましょう!
A winner never quits, and a quitter never wins.
私もみなさんに負けないように頑張ります!

日本脳神経外科 先輩医師
日本脳神経外科 先輩医師

脳神経外科医のフィールドは、
あらゆる場面に広がって来ています!

脳神経外科は新専門医制度における基本領域科目の中で唯一神経を取り扱う科目です。日本人の死因の第4位の脳血管疾患や、小児から高齢者まで多数発生する頭部外傷等、重要疾患を研修します。これらを研修することにより、脳神経外科という外科系の科目でありながらStrokeを中心とした内科領域や小児科領域の全身集中管理も身につきます。もちろん外科ですから手術手技や術後管理、創に対する治療の基本も根本から研修することができます。
これらの技量は脳神経外科以外の科でも大いに必要とされており、最近は脳神経外科医が救命救急センターの専従医として勤務することが増えています。現に自分も脳神経外科専門医として手術手技や管理を15年以上学んだ後に救命救急センターの専門医として専従しています。
今や、手術室の中だけが脳神経外科医のフィールドではなく、病院前の現場から始まりER初療室、手術室、術後ICUとあらゆる場面に広がって来ています。是非とも脳神経外科医になって、一緒に多くの大切な命を助けましょう。

日本脳神経外科 先輩医師
日本脳神経外科 先輩医師